May Be Tomorrow

明日はきっといいことある

起立性調節障害の子の親は甘いのか?

先日私の母と話す機会があった。母は娘の病気について自分なりに調べ数少ない理解者で感謝している。ただ身内に不登校児がいると色々な人が色々言ってくる。

私の兄弟が母に私が甘やかしているから朝起きないし学校へも行かないのだと言っていたらしい。

まぁ世間の大多数が起立性調節障害の子の親に対して持っている考えであろう。

なんだったら、一緒に住んでいる夫ですら起こす時にいないからそう思っている。

でも、ここでハッキリさせておきたいが、起立性調節障害の子を朝まず目を覚まさせる事がむずかしい。私は寝起きドッキリとかでテレビでやるようなことや今思えば虐待とも思えるようなこともした。おそらく甘いから起こせないと言った人が考えられそうな事は全てやった。そうした上で目覚めてもトイレへ行くために起き上がるのもしんどいというのだ。

そしてそんな虐待まがいのことまで続けた結果、自傷していることがわかったのだ。

 

毎日きちんと歯を磨いて寝ていても虫歯になる人

歯を磨かずに寝てしまうのに虫歯にならない人

ゲームばかりしているのに視力が落ちない人

ゲームは時間を決めて姿勢よく読み書きをしても目が悪くなる人

 

これらの事象と同じで

同じことをしてもその子の性格や体質でどうにもならないのだ。

起立性調節障害の子は

どうやっても朝目覚めにくく、目覚めても起き上がりにくい人

 

そんな子どもがいるのだ。

 

起立性調節障害の子の親が甘い!と考えている人はこれらを踏まえて発言してもらいたい。

 むしろそう発言したあなたより起立性調節障害の子の親は子どもに厳しすぎたから子どもが起立性調節障害になったと思う。