May Be Tomorrow

明日はきっといいことある

学校の働き方改革

最近学校でも働き方改革がいわれているようでtwitterで調べると様々な意見があります。

私は学校関係者ではありませんが、起立性調節障害の子を持つ親として先生や学校しいては教育のあり方に疑問を感じた一人の人として意見を書かせてもらいたいと思います。

 

まず先生達の残業、ブラック部活などの問題を語る前に

現在の先生の仕事の分担を行うと良いと思います。

授業、学級運営、クラブ、メンタルケア

それぞれ専門家がすれば良いのではないでしょうか。

授業はネットによる映像授業

先生はその進み具合や理解できないところを補う

学級運営やメンタルケアはカウンセラー

クラブはその専門家による指導あるいは地区の活動に参加

各々の目的にあったところに所属

 

そして、高校受験における一般入試での内申点の廃止も行う必要がある。

推薦入試や特色入試では日頃の態度を重視しても良いが、一般入試はあくまでも当日の試験一発勝負であるべきだと考える。

 

以前のブログ(真面目な子を病ませる学校)でも書いたが、娘は起立性調節障害となり休みがちになるまで勉強は常に5教科オール5。授業はもちろんノート提出もテストも手を抜くことなく、むしろそんな完璧にしなくても…と言ってしまうくらい頑張っていました。その上にほぼ毎日部活動、そして塾を週2。朝練もあり忙しく充実しすぎな毎日でした。今考えると無理して1年以上頑張っていました。

今の中学は成績をつけるためにノート提出、授業態度、実技…細かい採点基準があるようです。娘は5を取るためにその採点基準を細かく理解し先生の好みも分析していました。

これはすべて高校受験には内申書があると聞いてそれに自分なりに対処するためにやっていたことです。

私は聞いただけでもしんどくなりました。

そしてよく考えてみたらこれは先生の業務量もとんでもない量だとどんな人でも想像がつきます。どうして何年もこんなことやってきたのでしょうか。細かな基準がないのに成績をつけると親が文句を言うからでしょう。でも、親はなぜ文句を言うかと考えるとそれは内申点そして内申点で行ける高校が決まってくるからです。それならもう内申点なんてやめてしまえばよいと私は思います。

これらの考え方を変えただけで先生という仕事自体の内容も量も全くこれまでとは異なるものになるでしょう。先生の定義も変わることになります。

 

学校は戦後からほとんど同じ体制で毎年繰り返し同じことが行われてきたことでしょう。

ただ昭和も随分前に終わり平成も終わろうとしている今まだ昭和初期のようなことがおこなわれています。ネットやメールなど活用できるものは全て活用して世界に通用できるように子ども達を教育してもらいたい。そしてこれからも社会の変化に対応して流動的にルールが変えられるようにしてもらいたい。そうしないと世界から取り残された日本になってしまうのではないでしょうか。